どちらにしても、乱されたくないという気持ち

今週は、仕事が忙しかったけれど、不思議に元気は尽きなかった。嫌なこともないわけではなかったが、必要とされている感じは絶えず消えなかった。徹夜明けの木曜日には、妙に注目される。周りが大騒ぎになっている。不思議な気持ちだった。僕よりも忙しい人はたくさんいるし、僕にしたって、今回の仕事は去年ほどではなかった。それなのに注目されていることは、よく分からなかった。なんにしても、少し自分を見失っているのだった。
小説を書いた後の、あのほっとする感じは、なんだろう、と思うけれど、考えても分からない。少し自分を見失っている所為か、一瞬一瞬の感覚以外何もないような気分になったりもしたのだった。それは、良くも悪くもない感じがする。