2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

品を捨てる

底辺を知らない、と爽やかに言われた後、僕が思ったことは、ある種の上品さを捨てる、ということだった。体裁なんて保たなくてもいい、手段なんて選ばなくてもいい、そんな豪気さがあった方がいいんじゃないか。 宗教的な、偉大な存在を思うとき、危険なのは…

同人

一昨日の春分の日に、同人誌の編集作業があった。普段は校正をして、デザイナに訂正作業をしてもらったりするけれど、この日は反対だった。InDesignを触るのは、久しぶりで、手探りでやり方を思い出していった。デザイナは毎日これより遥かに大変(写真も入…

優しい声

古い知り合いの女性から、久しぶりに電話があった。携帯電話を開くと『公衆電話』と表示されている。それを見ただけで、あの人だ、と気付く。出ようか出るまいか、少し迷った後、今日は出ることにした。 あの人は、映画の話をする。これを見た方がいい、と勧…

ここは○○

ここは淡路島。と唱えると、ふっと我に返ったり、心が落ち着いたり、緊張が解れたり、疲れが取れたり、気持ちが明るくなったりする。少しだけ。その時僕が思い浮かべるのは、今年の正月の淡路島の、澄んだ空気のことと、実家の暖かい居間のことと、自分が小…

どちらにしても、乱されたくないという気持ち

今週は、仕事が忙しかったけれど、不思議に元気は尽きなかった。嫌なこともないわけではなかったが、必要とされている感じは絶えず消えなかった。徹夜明けの木曜日には、妙に注目される。周りが大騒ぎになっている。不思議な気持ちだった。僕よりも忙しい人…

ある芸人

女性は、下ネタをするのが難しいし、乱暴なことを言うとすぐに下品に見えるし、裸になることも出来ないと、男性よりも芸人として不利なことが多いと言われるけれど、彼女がやっていること、精神が異常な感じは、男性がやると下品というか、もっと目も当てら…