日記

焦っているとき

自分がどうしたいかわからなくなっていて、人のためにやっているのにというような気持ちになったり、まわりがわかってくれない、ついてこない、というような苛立ちを感じるようなとき、ただ単に、自分にとって必要なことや、本当にやりたいことに目をつぶっ…

町読者の明るい見解

学生時代は、どんなふうに本を読んだ感想を言ったんだろう。本に限らず、何かに対して感想を言うことも、興味を持って時間をかけて、よく確かめて、言葉にしていた。 興味を失わないためには、ある程度の誇りも必要なのかもしれない。誰かと比べてでもなくて…

好事魔多し

どうしてかはわからないけれど、そのとおりだというような気がする。自分の問題だったり、タイミングが悪かったり、それは本当はやりたくないとか、そういうようなこともあるけれど、やっぱりそのとおりだというような気もする。 最近、文章を書くことか、人…

快適さ

なかなか、快適さ、ということを優先することができない。ついつい何か達成するためにやることはないか、と思ってしまう。そんなふうにずっとやってきて、結局はそれで自分が満足できることは、ほとんど全くなかったような気がする。満足できたとしても一瞬…

村一番の力持ち

紙に書くほうの日記は、時々は書いていたけれど、文量はそれほどいっぱい書くのは難しかった。5年前ほどに転職した直後は、全くと言っていいほど文章を書くことはできなくて、読むこともほとんどできなかった。 新しい環境になって時間がなかったということ…

言葉の一部

誘われて、京都の大学で行われたシンポジウムに行った。 京都に行くことは、久しぶりだった。 紅葉は、場所によってはきっと見頃だったのだろうけど、きょう通ったところは色づき始めという感じだった。 研究というのは、いいなと思った。余り最近触れていな…

心の整理もかねて普段のこと

争いごとの話をほぼ毎日聞いている。内容はすぐに忘れてしまっている、と思っていても、その続きの話をまた別の日に聞くと、以前聞いた話も思い出す。なので、ふだん引き出すことはないけど、全然忘れていない。 どちらが正しいとか、どちらが嘘を言っている…

時々、調子がよければひらめく程度に

故郷の旧友のニュースを聞いた。10年以上会ってはいなかったが、いずれ何か機会があればまた会うような気がしていた。多分、そういうようなことを思っていても、会うことは積極的にならないと難しい。どちらかといえば、僕が避けられたような感じで別れて…

桜(餅)

少しぎこちないけれど、一応車輪が転がっている感じがする。抽選のガラガラ(多角形の大抵木材でできているあれ)を交互に少しずつ回して、一周したらポン、と玉が一個出ているような感じがする。それを慌てても、回してもポン、と玉が出てこないときもある…

聞こえるように書くというようなこと

聞いたことを一字一句文字にしようとすることは、不自然なことだなあと思う。また、それを聞いたそばからそのようにしようとすることは、さらに不自然なことのような気もする。もし自分が何も聞こえないとして、人が話していることを、一字一句知りたいと思…

明るく少々自覚的に

しゃべらないと頭がすっきりしない、というようなことが、自分に起きるとは余り想像していなかったけれど、最近は確かにそんなふうになってしまったようだった。 書くということも随分減ってしまったから、そのせいもあるのかもしれない。同じような言い回し…

一マス進む

油断すると、すぐに人間らしさを失うような気がする。当たり前のことを、意識的にやらないと、すぐにペースが乱れてしまうような気がする。当たり前のこと、と思ってしまったときには、既にペースが乱れているような気もする。 お茶を飲んだり、お風呂に入っ…

何にしても味のある感じの

箸を次々並べて置いていったら、そこに綿あめが少しずつ留まっていくように、どんどん膨らんでいくように、言葉を置いていくイメージだといいなと思う。 箸をつなげて整然と並べて、それがきれいだというのもいいのかもしれないけど、ちょっとそれはわざわざ…

そういう境地になりたい。

今日は速記の試験やった。2つ受けたけど、どちらも少し手が届かなかった。少し下の級だと、ガチガチになっても何とかできたけど、緊張するけど余裕を持って頭空っぽにしないとできないような気がした。受かりたいと思うとか、理屈で一文字一文字処理するこ…

無理やりにでもとりあえず意味を考える

今週末は、人と話すことが多かった。遊びに関係して、話しながら遊んでいた。 電話で話したり、直接会ったりした。余り流暢にしゃべれたとは言えないけど、思うことはいっぱいあった。 大分偏った人になってしまった、というようなことを自分に対して感じる…

あなたのほうが優しいですと認める

最近、自然に女性に頭を下げることができるようになったかもしれない。 本来当たり前のことだけど、心の奥のほうで、難しかった。 極端に言えば、どこかでやっつけたいと思っていた。 一つのことに神経質になることが多いけど、その分ほかの何かが疎かになり…

変な話

校正、は今の仕事でもやることがある。 これとこれが同じか、とちゃんと見るのは、気持ちいい部分もあるような気がする。作業としては最終工程だし、これで仕上がるのか、という喜びもあるような気がする。 何段階かに分けてそれぞれ別のところを見ていって…

幼い日は遠く

久しぶりに、小説の内容を考えよう、と思った。 結果、すごいぼんやりとしていたけど、すごい考えているようでもあった。 母親のことと、父親のことを考えた。 同僚の父と母の話を、聞いたことを思い出した。 厳しく育てられた、とは言っていなかったが、勉…

もう一度一から

小学生のとき、同級生の、恐らく親友といっていい人との学校からの帰り道、その人の住んでいるマンションの側溝のそばで、一緒に将来ゲームをつくる人間になりたいと、その人に言った。その人は曖昧な返事をした。彼とは高校は違ったが、付き合いは続き、大…

強い気持ちで緩む人

普通のことも、意識しないとすぐに忘れてしまう。今は、とりあえず、となったら、速記の練習をすることになっている。速記で何か新しいことを、と思っても、入場券がまだ手に入っていないから、毎日少しずつでも練習をしていこうと思う。一番モチベーション…

本棚の整理

ことしは、少し早めにお盆休みに入ることになった。余り考えなくてもいいのだ、と少しずつ周りの人たちから教えられている気もする。 笑っている感じがすてきだったら、正直もう何も適わない感じがするけど、今の僕にも多少、笑うこともできる気がする。 ダ…

怒りをそっと手に取るような感じで

先週末は、2ヶ月ぶりぐらいにテニスの練習に行った。最後のゲーム練習以外は、楽しく感じた。ゲーム練習だって、途中までは楽しかったが、うまく行き過ぎて、気持ち悪くなっていく、うまくいかなくてもいいと思ってリラックスしてさらにうまくいくという感…

桜の先に

大学生の時から、一人暮らしをするようになった。 それまでも一人っ子だったので、一人の時間は十分にあったが、本当に一人なのとは全く違った。 それでも、僕は夢を見ていたのだと思う。良くも悪くも、一人だとは思えなかった。 僕は嘘をついていた。それは…

反骨精神

言葉がぐさっと刺さるように感じて、一瞬居心地が悪いように思っても、その人が元気なく、いついなくなるかわからないような雰囲気を出していたときよりも、自分としてはありがたいような感じがした。 仕事以外のことに、ちゃんと気持ちが向いているかどうか…

少しずつ

意味があるというのは面倒くさくて、不便なことが多い。ただ心配しようと思っても、意味のあることを言わなければいけない。その意味はどうでもよくても、一応意味のあることを言わなきゃいけない。急に歌い出しても、歌だなと少しは思われてしまうような気…

混乱の向こう側、でもなく

夜はやさしは、図書館に 混乱の後は、というような感じ 感覚的にしか入ってこない 感性システム、というもの 毎日機を折っている 石を磨くような 刷毛で砂を 小さな石を払う 炭酸水を飲む 人が花の名前に詳しい人が 分かり合えない それはやさし

一房の葡萄

落語を生で聴いたのは、初めてだった。ふだん、あんまり人と話をしていないせいか、はなしを聴きながら、イメージするだけでも、頭がふらふらとした。何かを言おうとする顔だけでも、笑いが起きる人もいた。最初は体のかたさがとれず、声を出して笑うことも…

冬が書きにくい

速記の検定を受けた。 きょうで2回目だった。 やっぱり手が震えたが、大きく息を吐いたら とまった。 多分、きょう受けた級は合格だった。 まだまだ遠いけど、こつこつ。 写真は京阪天満橋駅近く、大川での放水。 その理由は知らない。 水の下の、空の中の…

落ちつかない感じに落ちつく

茶の湯とはただ湯をわかし茶をたてて飲むばかりなる本を知るべし (千利休) 10月末から11月の最初の週にかけて、人と会うことが比較的多く、歌を生で聴きに行ったのは、自分から自発的にというのは人生で2回目で、前回は一人で行ったが今回は人を誘っ…

そのときの気持ち

毎朝何かを話そうとして、周りの人の顔を思い浮かべるけど、何を言っていいか全然わからない。それで結局、自分のことを独り言のように話すけれど、一度周りの人のことを考えた後だったら、閉じた独り言になってないような気も少しだけする。やっぱり、特に…