自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな報いがあろうか。徴税人でも、同じことをしているではないか。 マタイによる福音書 / 5章 46節 最近お金をよく使う。物欲は薄い方だと思っていたが、最近はやたらとお金を使う。一目惚れで欲しいと…

おのれの 得るところに 軽んずるなかれ しかして 他をうらやまざれ 他をうらやむ比丘は 三昧（やすけさ）をうることなし （法句経三六五） 今日は、HPオープン女子テニスを観に行った。 プロの試合を生で観るのは初めてだったのでどきどきした。 ストーサー…

他人の邪曲（よこしま）を 観るなかれ 他人のこれを作し かれの何を作さざるを 観るなかれ ただおのれの 何を作し 何を作さざりしを 想うべし （法句経 五十）このブログのタイトルの、鳥が飛んでいる感じとか、 橋の見え方などは、夙川公園の先にある御前先…

一二四手にもし傷なくば その手にて 毒を採るべし 傷なきものを 毒はそこなわず かくのごとく 自己にさわりなきものには 悪もついに起らず二二二人 もし まさに怒れるを押え 奔る車を止むるごとく ととのえなば われ初めて彼を 御者とよばん しからざるひと…

『先週末には、はとこといっても従兄のような一つ年上の男性と、１０年以上も会っていなかった従弟に会った。僕が覚えていた従弟は小学生にもなっていなかった、今の僕の腰ほどの背丈くらいだったが、すっかり大学生というものになっていた。 性格をみると、…

ホリー・ゴライトリーが守っていることは、瞬間瞬間に感じたことに、嘘をつかないということ。考えた上での自分の気持ちに正直になるとかじゃなくて、その瞬間に正直になるということ。そういう人の声は、とても響くし、周囲の人に夢を与える。夢には本物も…

お盆に実家に帰ったときに、『グレート・ギャツビー』を手に取った。大学生の時に、夏休みか何かの時に読んで、そのまま実家に置いてきたままになっていたか何かでそこにあったのだと思う。 一度読んだはずだが、内容は全く思い出せなかった。読み始めてみる…

ガンジーは、キリストのことを知った時、興味をいだきました。 しかし、キリスト信者たちに会って、がっかりしたそうです。 キリストに近づこうとしている人たちにとって、 キリスト信者たちが最悪の障害物になっていることがよくあります。 言葉だけきれい…

今日は、送別会があった。その人とは、２年半ほど一緒にいた。おおらかな性格で、社内の雰囲気を柔らかくすることが多かった。この人を見送る時の気持ちはきっと、それぞれ全然違ったんじゃないかと思った。仕事も、良く出来る人だったし、雰囲気も明るかっ…

今日は、久しぶりに、文字をゆっくりと書いた。一つ一つの形を確かめるように、自分なりの、今の字を書いた。忘れていた自分の形を取り戻すように、少しずつ思い出しながら、試しながら、自分の字を書いていった。 出来るだけ一筆書きに近付けるよう、滑らせ…

今日、将棋盤を買いました。盤は折り畳むタイプのやつで、駒は楓材のやつです。併せて５千円くらいでした。それで何をするかというと、詰め将棋を並べて解いたり、テレビでやっている将棋講座の棋譜を並べながら聞いたりする、ということに使うのです。誰か…

○美しい答え先々週の日曜日、Sさんに誘われて、新開地の音楽祭に行った。イラストレーターの、ハセガワシンさんに会わせてもらった。音楽祭の後、お酒を飲んでいる時に、「好きなことが仕事になって、楽しいだけじゃなく、苦しくなるとも聞きますけど、実際…

コピーをとって、焼きたてのパンを持っている気分になる。蛍光ペンで文字を塗って、宝石を磨いている気分になる。確認事項を書いて、気持ちを繋いでいると思っている。手を洗って、手術をし終えたような気分になる。部屋の中を歩いて、周りが森のように見え…

何日間か、実家に帰った。やったことといえば、山登りと、墓参り、だけれど、祖母に会ったので、それだけで充分だった。考えたのは、仕事のこと、小説（ライフワーク）のことと、将来の住む場所と仕事のことと、お金の使い道だった。今の仕事は、今の所、自…

僕にも、好きな画家、と呼べる人は一人だけいて、それはベルト・モリゾです。印象派で有名な人達では唯一の女性、ということだそうです。何年前か京都に来た時に初めて彼女を絵をみて、彼女のことを知りました。３年前くらいにも、彼女は主役じゃなかったで…

「桜は、もう咲いていますかね」 「まだ早いんじゃないですか。また寒くなったので、開花も止まったんじゃないですかね」 仕事帰りの道をそんな風に話していたら、電車の広告で、夙川公園が紹介されているのを目にした。自分の最寄の駅から、三つ行ったとこ…

「スポーツは、何かやっていましたか？」 「テニスをやっていました」 「テニスか。そうやな、この仕事はテニスで言ったら、フォアハンドばかり打ち続けるようなものやな」 そう聞いたとき、同じ所に球が来て、同じように打ちかえすイメージが浮かんだ。今は…

「これ誰作ったんや、Sさんやないやろ」 「これは、Tさんです」 「そうか、Tさんか。センスはあるのにな。もったいないな」 「……」 「きれいにバランスよく入ってるな」 「そうですね」 「もったいないな。今は何してるんやろな」 その人が、過去のことでは…

「フランスパンは、このような店では絶対おいしいものが焼けないから、これはうちのオリジナルで、すべてTくんが考えてくれたものなんです」 「これ、とてもおいしいですよ」 「今日は雨だから、あの有名な某お店も空いていると思ったんですけど、買えなかっ…

悪寒が走るようなことを言うから、私のことおかんと呼んでいいよ、といわれる。 突っ込みたいことはいっぱいあったが、笑ってしまった。そのシャレって、使える機会少ないな、ということと、そんなこと言っている場合か、ということと、いい意味で、もうどう…

結婚していない理由を考えておいた方がいいよ、といわれる。 もう今は、共同生活が嫌なわけでもない。貧乏を受け入れることは、ほとんどの場合プライバシーを失うことにもなります。心の中に独房を見つけることの必要性、とあった。この人はちゃんと話せる人…

正直言って、仕事をしているとき、祈り続けている。正直言って、もしくは心の中で歌っている。とてつもなく酷いことを想像してみて我に返ると、なんでもない気がする。心の中で、ぐさぐさに刺されることとか、大事な人が亡くなることを想像してみて我に返る…

やってもらいたいことを的確にはっきりと言って、謝る、どんなことを言われてもいいと覚悟して（腹筋に力を入れて）、はっきり言う、それに尽きるんじゃないか、と、自分が言われるとしたら、ということを想像したら、今日はそう思った。さばさば言われるよ…

昨日からの伏線もあり、寝不足もあったせいか、今日の最後の一押しで少し怒りを表わしてしまい、色んな人に味方をされ、自分の意見が間違っているとは思わなかったが、間違っているとか正しいとかは大したことがない気が段々としてき、実際そんなに重大な問…

修道士になったら、結婚していない人も多いから（大丈夫）、というような解決方法（？）のようなことを、母は言ったけれど、そんな理由で、ということになる。お坊さんか、お医者さんになって欲しかった、お坊さんならまだ、というような話もあり、人生経験…

「話すこともなくなってきたね。辛いことや恐ろしいことは、もう全部話してしまったしね。あとは楽しいことでも話さないといかんね」と、その女性は言った。よく考えてみれば、僕は頷いてばかりだった。その人はひたすら電話を掛けてきて、僕はひたすら頷い…

今日は、将棋の例えで指導されることになった。詰ませる、ということを考えないといけない、ということだった。へぼ将棋だ、と言われ、実際に僕は将棋も弱いんです、と言えるような状況ではもちろんなかったが、そのことも含めて、少し考え込んでしまった。…

今日は、朝はケーブルテレビの人がやってくる。テレビを替えたのを見て、随分奮発されましたね、と言う。はい、極端なもので、と応える。テレビを見てもらって、無事工事が出来ることが分かり、工事の日程を押さえてもらう。 昼からは原稿を書いたり、公共費…

三年前には、おかしなことでもあるけれど、僕はその場所の責任者のようなものになってしまい、毎日怒ってばかりいた。誰に対しても、平等に怒っていたかというと、そうではない。まずそれが一つ、駄目な点。どうしてそうなったかというと、僕は積極的に働き…

今日、１０年以上付き合った、テレビと別れた。入力端子が壊れていて、ケーブルテレビに切り換えることが出来ないと今朝言われ、僕は買い換えることを決断し、すぐに家を出た。家電量販店にいき、店員への警戒心を保ちつつ、でも結局言われるままのものを購…