2013-01-01から1年間の記事一覧

寒くなってきました。

読んでいるときは,静かな気持ちになっている気がした。いろいろ考えること,言葉が出てくることを望んでいたわけではなくて,その反対だったような気もする。嘴が長すぎて自分の胸に刺さるぐらいになっていたら,少しも口を開けられない。 読んでいて胸が痛…

きれいな詰み

昨日のNHK杯の棋譜です。この時点で先手番なのですが,もう先手勝ちの局面だそうです。21手詰めだそうです。答えは,▲7一角△同 玉▲6二桂成△同 玉▲5二と△7一玉▲6一龍△同 銀▲同 と△同 玉▲5一金△7二玉▲7一金△同 玉▲6三桂△7二玉▲5二飛成△6二桂▲6一…

ほぼ同じを忘れる

あしたは3月のライオンの発売日なので,できれば限定版を買いたいと思う。最近はニコニコ生放送で将棋を長時間見れるということもあり,ついつい見てしまう。さすがに15時間とか全部は見れないけど,といいながら,BGMにしたりして,一応は全部見たり聞いた…

ときには明晰な巫女さん(耳は凝らさず,本当は目も凝らさず)

きょう聞いたのは投資の話。 もめるのはお金が大きく動くところや命にかかわるところで,医療,建築,相続,投資,などなど。 聞いていると,人ともめるのは心底嫌だという気持ちになる。 ときどき昭和から続いている話もあって,人の気持ちとはこんなにも激…

とりあえず

大阪よりも,できるだけ兵庫県の中ででかけようという気持ちになり,きょうは三宮にでかけ,理由としては実家の淡路島に近づこうとしたり,同じような感覚で兵庫県内にいたいと思うのと,大阪に行くと良くも悪くもいろいろと考え過ぎてしまう気がしてしばら…

心許なさと懐かしさ

ほぼ誰も知っている人がいない場所を一人で旅している。でもいつか来たことがあるような自分に合っている場所。懐かしい何かがある場所。思いを何かしら残した場所。未解決の愛している事柄,感情が開放される場所。体に溶け込むような景色。体温が上がり,…

紙二十重

『アフリカ』第20号が届きました。みなさま,ありがとうございました。 少しずつ良くなっていっていますが,また少し,ちゃんと言葉を読めるようにさせてもらった気がします。アフリカのロゴは,そういうことだったのかと思った。頭ではわかっていなかったけ…

ひとつになる途中,雨の明かり

きょう笑っていいともの増刊号で二橋一幸さんという氷の中に花を描く人が出ているのを見て,二つを一つに,ということを思った。 あるお坊さんが指を1本立てるポーズをやっていて,それを形だけ真似した弟子がひどい目に遭うという話があるけど,ほんの少し…

ダンスの練習

リセットしたときに思ったことは,それでもリセットされていないもののことだった。結局変わっていないと思うこともいっぱいあったけれど,変わったことも幾つかあった。リセットされないものがふえてほしいという気持ちもあった。心から変わった分も,ほん…

響きと怒り

「だらしない手を指してはいけない。とにかく前へ出る」という言葉が,捨てる力,という羽生善治さんの本に書いてありました。だらしない,の響きだけで,気が引き締まるような(強くなれる)気がし,逆に言うと自分がうまく行ってないことの一番大きな理由…

本末すってんころりん

アフリカ第19号が先月届きました。みなさん,ありがとうございました。表紙を見て,明るく流れようと思いました。ヨットハーバーの近くに引っ越したので,何となく,不思議な気持ちになりました。 夙川公園の近くに引っ越し,仕事も変わり,彼女とも別れ,テ…

感謝

私が泊まるのを断るという 彼らの親切さゆえに 私はこのおぼろ月の夜に 花の下にいる自分に気がついた 今の職場は少人数で、10年くらい前のことを少し思い出す。 やはり僕は、話すことが得意ではないなと感じることが多いけれど、 これでもいいかと、こんな…

ほんとうに好きなこと

みんないろんなことがあるんだな、と言うと単純にすぎるだろうか。 そのくらい単純でいいのではないだろうか。 いつかみんな天国で会えるかな、そのくらいではだめだろうか。 せめてそう思えるくらいには、現世がきらきらしていてもいいのではないだろうか。…

歩く

昨日は久しぶりに、長距離を歩いた。 時間が解決してくれる、という言葉は、昔はそんなに好きではなかったが、今は、ひしひしと感じる。 何かに向かう時、走るように向かうのはやめよう、というようなこと。原発の処理のための電源が停止したニュースを見て…

実用性と即興性

一昨日は、夜は肉じゃがを作ってもらい、若布と胡瓜の酢の物、蓮根と春雨と人参のサラダ、いんげんの胡麻和えと一緒に食べた。 希望では、とても持たないような長い時間でも、今、やった方がいいということを大事にするということは、何かに追われるわけでも…

動かざること、山のごとし。

昨日は、久しぶりに、居酒屋に出かけた。二人とも、別々に、自転車に乗って、出かけた。 僕のは、マウンテンバイクのように見える、オンロード車で、深緑色をしていて、この色は、何かにつけて選んでしまう。 その人のは、クリーム色で、小径の自転車。 肴が…

新しい要素はありません

昨日は、初めて借りるテニスコートに行く。公園の中の、木々に囲まれた、2面だけの、人工芝のコート。日が差し込むのを、ベンチで見ているだけでも、気持ちが良かった。人数も、最近では多い7人で、にぎやかだった。多少の、攻撃的な気持ちも、景色にほどけ…

明るさ

暗さ、を感じると思ったら、そこに着いた瞬間、明るさ、を感じた。それで、悲しいのだと分かった。全てが明るくなってしまったのだった。僕はまだまだ暗い中にいるが、その人はもう、明るくなってしまったのだ。それは、もう終わった後だったから、静かで、…

遂に言葉はまとまらず

とりあえずは、土日を休みということにして、考えることも、少しは落としたいと思う。そう思うと、反対にすごい考えたりすることもある。 嫌だ、と思わないと、人は行動することもできない。と書いてあった。ずいぶん味気ない。息をしているのは、苦しいのが…

混乱ではなくて、両方が明確かつ未分に。

敵わない、と思うことはいいこと、と思いたい。自分が、本当は何がしたいか、どうなりたいかが良く分かる。よく言われているが、一番になりたい、というのは、どういう人になりたい、の答えにはなりにくいし、これは自分勝手に思うことだけど、スポーツなど…

毎日探す

夜は、ほとんど毎日、犬の散歩に出かける。自分にも、散歩に出かける必要があった、と出かけてみていつも良かった、と思う。彼は、新鮮な気持ちで、散歩している。犬も歩けば、というよりも、人も歩けば、風に当たる。犬は歩く。人は歩かない者もいる。犬は…

短刀は折れにくい

テニスをするといつも、イメージ通りには行かない。こんなにも力を入れる必要があったのだ、ということによく驚く。ラケットが重くてしょうがない時もあれば、軽すぎるように感じることもある。大抵、重く感じる時の方が、ラケットと喧嘩しないからいい。 日…

二番煎じ

昔、一度だけ、本当に美味しい玉露を、O先生に、というか、O先生の友人の方に、飲ませてもらった。一口で、十杯飲んだ充実感のあるような、一口で、暗い海に投げ出されたような、圧倒的な美味しさで、僕はそれ以来、潜在的に(?)玉露に対する憧れを持ってい…

呼吸

仕事を辞めてから、まだ、じっとすることに馴れることが出来ない。人に対して、どうしてそんなに贅沢なんだろう、欲張りなんだろう、と思うことが多かったが、僕も、じっとすることが出来ないというのは、きっと、強欲だからだと思う。必要もないことを、あ…

言葉の数と愛情

小島信夫さんの『寓話』という小説を読み終わった。あとがきも、小説の一部のようだった。何も理解できていない気がするが、小説の中ではずっと、同じことが言い続けられていたのだ、という読後感があった。実際は、色んな内容が書かれているのだが、同じ一…

自分を褒め続ける

テニスショップに行く。 中華街に行く。 1Q84を読み終わった。 6年間、家の中で独学で英語を勉強した人をテレビで見て、急に気持ちが明るくなる。 嬉しさと遊びと自己肯定。 恋人に謝る。 少しだけ小説を書く。 体を少し鍛えると、生きる気力が少し出てくる。

寓話の存在が、現在にもあるというか、自分の中にもあると体験できるということ

小島信夫さんの『寓話』という小説を数年前に、保坂和志さんの自費出版から購入して、少しずつ読んでいるが、読み終えられていない。元々、僕は話の筋を熱心に追う読者ではないが、それにしても、頭に入りきらないが、そもそも入れ込もうとはしてない。 ある…

瞬間から瞬間へ

昨日は、久しぶりに、テニスのシングルスの試合に出た。 申し込みをした後は、例によって後悔したのだが、当日の練習の後には、やる気になっていた。いつの間にか、一緒に試合に出てくれる若い友人もいて、触発されて、おそるおそる出るようになった。 体は…

執着

体力に余裕が出来ると、苛々することも増える。以前は、苛々する余裕もなかった。今、心境的に余裕があって苛々するわけではもちろんないから、今は、自分の問題に直面している、ということだと思う。 求めない、と言い聞かせると、少し心が落ち着く。他の人…

親しさ

時間の余裕、は出来た気がするが、反対に、前よりもなくなった、とも言える気がする。心の余裕は、本当に余裕だったらいいけれど、ぼやけさせて落ち着きたい、なら良いことはない。 気持ちのふり幅は、大きくなった。以前、単純に仕事に追われていたときより…