初めてのように、同じことを

思い返してみると、誰かに言ったことと同じことを違う人に言ったり、また同じことを同じ人に言ったりすることは、これまでほとんどなかった、と思いました。二回目に言うときは、初めて言ったときと同じ気持ちでは言えず、同じことを言っているな、という詰まらなさを感じるか、調子に乗っていて勝手な気持ちで言っているかの、どちらかだったような気がします。

二回目に言うときにも、初めて言うような気持ちで言えたとしたら、それは祈りじゃないか、という気がします。

O先生が、同じことを、色んな人に、何度も言っていた、あの話し方は、そういうことじゃないか、という気が、今日はしました。