変な人、と言われたい

一二四

手にもし傷なくば
その手にて
毒を採るべし
傷なきものを
毒はそこなわず
かくのごとく
自己にさわりなきものには
悪もついに起らず

二二二

人 もし
まさに怒れるを押え
奔る車を止むるごとく
ととのえなば
われ初めて彼を
御者とよばん
しからざるひとはただ
手綱をもつものなり

(法句経一二四、二二二)


傷が多いことは、心を開いていることではないし、
傷をなくすことは、心を閉じることではない、
と信じて、自分の心に注目して出来事に対応出来るように
なりたいと思う。
自分が、自分に認められるようになれば、
(自分を、自分が認めることが出来るようになれば)
怒りからは随分解放されるだろうし、正しい、ということにこだわらなくてもよくなるだろうし、今の仕事も、もっと落ち着いた気持ちで、もっと良く出来る気がするし、遊び心だって、戻ってくる。