記憶とインスピレーションのどちらにするかと言われて
『先週末には、はとこといっても従兄のような一つ年上の男性と、10年以上も会っていなかった従弟に会った。僕が覚えていた従弟は小学生にもなっていなかった、今の僕の腰ほどの背丈くらいだったが、すっかり大学生というものになっていた。
性格をみると、やはり血筋というのはあると実感として分かる。そういう実感は久しぶりだった。
僕は何処か、ひねている。それが分かったが、とにかくがんばる。(児玉清ふうに)
今読んでいる本には、記憶をクリーニングする、ということが書かれている。確かに僕も、覚えることが得意というよりも、忘れることが苦手なのかもしれない。掃除も苦手だ。
好きな作家はだれ、という質問は難しいけれど、僕はやっぱり、よしもとばなな、と答えようと思う。悪魔祓いとしての小説、とよしもとばななと対談している人が言っているのを読んで、僕はほっとした気がした。僕が小説に惹かれるときに思うのは、悪魔祓いという言葉だったし、それだったら、笑いにも敵うんじゃないか、と思える。
母親のことを書く、というのは、正直しんどい。本当のことを書く、というのは角が立つので、神経が磨り減る。達成感も薄い。そして何より、記憶を掘り起こさなければならない。でもそのことによって、古い記憶を忘れることが出来る、ある葛藤から解放されるということもある。自分が自分らしく生きることを妨げる記憶、それが悪魔ではないか。
最近、ゴルフの打ちっぱなしに時々行く。球を打つ快感というのはありますね。思い通りには中々いかないけれど。』
という文章を先週末に書いたけれど、更新する前に寝てしまった。読んだら忘れてください、といわなくても、健康的な人は忘れるでしょう。意味もなく思い出すこともあるでしょう。
久しぶりに、絵を描いてみたい気がする。小学校のときの図画・工作は好きだったけれど、中学校以降の美術は苦手だった。絵が下手だったので。
先々週末、久しぶりに色んな国の人たちに会ったことを書こうと思ったけれど、書かない贅沢、にしておきます。
そう思う気持ちが強くなったけれど、もっとボケていきながら、何かを書き続けたいと今はそう感じています。
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