淡路にて

小説の話。それが、とても自然な事のよう。
皆落ち着いているし、温かい雰囲気。
知識とか、都会のにおいも感じる。
繊細で、整っていて、人間味もある。

そういう様子を見ていて、やはり自分は、荒削りで野暮だけど何か大きくて変なものを作ってみたい、という気になった。
もし小さいものを作るとしたら、清くなくてもいいから、温かいものになるよう試みよう、と思った。

何故続けるかと言えば、やめられないから、となれば、とりあえずは考えられることはないと思った。それ以上は、そんなに簡単には分からない、そのやめられないことを、やってみるしかないんだろう、と思った。