比べないことの深み(つまり一つ)

ピアノを一週間に一回、少しの時間だけ弾く。片手が音が切れないように、もう片手が音を切るように、ということや、片手の音量は大きく、もう片手の音量は小さく、ということは、とても困難で、たどたどしいうえ、自分の出した音を聞く余裕もないうえ、音感もない、球感だけは、挫折したとはいえ、褒められていたが、リズム感はよくないし、筋肉質ではない、やはり試合では、守っていては負けてしまう、とフォームのきれいな人の試合を見ていて、思った。守ることが仕事だとしても、攻めないと守れないというのを、その人が負けるのを見て思ったが、僕はやはりその人が好きであるということは変えていないけれど、結局人が人のもとへ、運んでいくということが、一番不足している出来事なのかと思う。ひとつひとつ大事にしようと思う。僕の周りにけがをする人が何人かいた。お金や物を送ることは、確かに慎重に、と思う。少しだけ、一歩だけそうすることはいいと思おう。動けないが、隙があれば、そうしたい。身の回りにもあると思ううえ、忙しくなっていることは、関係あるが、それを穏やかにやろうという気持ちは、みんなに。